Go To商店街事業は、現在、全国一斉の停止措置になっていますが、閣議決定において、「Go Toイート事業やイベントや商店街への需要喚起事業は、感染状況等を踏まえつつ、来年のゴールデンウィーク頃までを基本として、実施する」とのことで決定になりました。
それを踏まえて、Go To商店街事業は「がんばろう!商店街」事業 として実施されることが決まってます。経済産業省関係令和3年度補正予算のポイントにおいては以下のように言及されています。
●新型コロナウイルスの感染状況を踏まえつつ、商店街等が行う需要喚起イベント等の
開催を支援する。
●イベント参加者の感染リスクをより低減するため、「期間・時間・場所」を分散させる取
組を優先的に支援するとともに、「ワクチン・検査パッケージ」の導入にかかる費用を補
助対象に追加した上で、補助上限額を引き上げる。
ポイントになるのは、やはり新しい生活様式に対応した施策が優先されることと、以下の「ワクチン・検査パッケージ」の導入にかかる費用を補助対象にしていることです。
ワクチン・検査パッケージ制度の定義・要件
(1)飲食店やイベント主催者等の事業者(以下「事業者」)が、入店者・入場者等の
利用者(以下「利用者」)のワクチン接種歴又は検査結果の陰性のいずれかを確
認することにより、感染リスクを低減させ、緊急事態宣言やまん延防止等重点措
置等において課される行動制限を緩和する。
(2)行動制限の緩和の適用を受けようとする事業者は、別に定めるところにより、
ワクチン・検査パッケージ制度を適用する旨を都道府県に登録すること。
(3)事業者は、利用者に対し、ワクチン接種歴又は陰性の検査結果のいずれかを選択して提示するよう求めること。利用者がワクチン接種歴か検査結果のどちらか一方しか選択できないとする
ことは、ワクチン・検査パッケージに該当せず、行動制限の緩和の適用対象とはならないこと。
(4)検査については、事業者が事前検査か当日現場検査のいずれか、又は両方
を選択できる。
また、経済産業省によれば、「がんばろう!商店街」事業の詳細は、現在調整しているところであり、また、今後の事業再開についても、感染状況等を踏まえて判断とのことです。
ちなみに、参考情報として、Go To商店街事業においては、上限額は、「 300万円×申請者数
+500万円(2者以上で連携し事業を実施する場合に限る)※ただし、1申請あたりの上限額は1,400万円とする。」でした。
コロナ禍で疲弊している商店街が多いかとかと思われます。「がんばろう!商店街」事業の早期開始を望みたいところです。
一方で、大阪府においては、令和4年度大阪府商店街等需要喚起緊急支援事業が公開されました。国の事業との連動で実施されます。
令和4年度大阪府商店街等需要喚起緊急支援事業とは?
令和4年の予算額は141,182千円が計上されています。本事業の活用に関しては内容等は国事業に準じる。上限275万円です。こちらの相談窓口は大阪府商店街等需要喚起緊急支援事業事務局になります。
ちなみに、DX化に関する補助金の記事はこちらの「【中小企業向け】DX関連の補助金の一覧表!正しい活用方法まで解説」をご覧ください。